ワクチン担当は厚労相へ

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共同通信

 岸田文雄首相は10日の内閣改造を巡り、新型コロナウイルスのワクチン接種推進担当相を厚生労働相の職務とする調整に入った。松野博一官房長官が兼務していた。木原誠二、磯崎仁彦、栗生俊一の3官房副長官は留任させる方向。政府関係者が9日、明らかにした。

 松野氏は今年3月末の閣僚枠1減に伴い、4月からワクチン担当を兼ねている。それまでは五輪相だった堀内詔子氏が担当していた。

 木原、磯崎両氏は首相が率いる岸田派に所属。栗生氏は警察庁長官を務めた。いずれも昨年10月の政権発足時に就任した。