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共同通信
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お盆を古里や行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュが本格化し、各地の駅や空港は11日、家族連れなどでにぎわった。鉄道と航空の国内線は下りの予約数がピークに。3年ぶりに新型コロナウイルス対策の行動制限がなく、高速道路でも渋滞が始まる一方、感染者数の高止まりもあって、コロナ禍前の人出には及ばない見通しだ。
東海道新幹線下りの指定席は午前中を中心に満席が相次ぎ、JR東京駅では大きな荷物を抱えた家族らが行き交った。千葉県から広島県の実家に3年ぶりに帰省するという加藤なつきさん(44)は「3人の子どもには人混みを避け、少しでも田舎の生活をさせてあげたい」と話した。