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共同通信
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【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナルは9日、米連邦捜査局(FBI)によるトランプ前大統領(共和党)の邸宅マールアラーゴの家宅捜索について、在任中の機密文書を国立公文書館(NARA)に渡さず邸宅に保管し続けているとみて捜索に踏み切ったと報じた。
トランプ氏は2021年1月の退任時にホワイトハウスから公務に関する記録を持ち出し、今年1月に15箱分をNARAに引き渡していた。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記から受け取った書簡も含まれていたとされる。FBIはこれ以外にもNARAに引き渡していない機密文書があるとみて、今月8日に家宅捜索したという。