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共同通信
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第2次岸田改造内閣は10日午後、皇居での認証式を経て発足した。岸田文雄首相は改造後、記者会見し、年末の安全保障関連3文書改定などを踏まえ、防衛力強化に向け検討を推進すると強調。新型コロナウイルス感染拡大やウクライナ情勢、米中緊張を挙げて有事に対応する「政策断行内閣だ」と述べた。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡り、不法行為があれば厳正に対処するよう各閣僚に指示したとも明らかにした。
政府、与党が進める防衛費増額の議論を踏まえ、年末に向けた課題として防衛力強化を挙げ「必要となる防衛力の検討、予算規模の把握、財源の確保を一体的かつ強力に進める」と述べた。