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売却の阻止目指し、医師Gが集会
マウントサイナイの眼科耳鼻咽喉科

マンハッタン区2番街の13丁目と14丁目の間にあるマウントサイナイ・ヘルスシステムの眼科耳鼻咽喉科の閉鎖・売却の阻止に向けた動きが進んでいる。保存を目指す医師グループは9日、ロウアーマンハッタン周辺の保護活動家や地元議員らと共に、施設の支援や建物の存続を訴える集会を開いた。ゴッサミストが9日、報じた。
ニューヨーク眼科耳鼻咽喉科医院(NYEE)は1820年、西半球で最初の眼科専門病院として開院。1856年以来、同施設で診療を続けており、映画「ゴッドファーザー」に登場したことでも知られている。一部報道で、近々売りに出されるかもしれないと伝えられた。NYEEの医師によれば、専門の救急室が既に閉鎖されており、サービスの多くを削減。医師や職員の補充も行っていないという。
マウントサイナイはNYEEの全プログラムとサービスを、新しく改装された外来施設に移動すると発表。これに対し、同施設の医師らは、マウントサイナイが同施設を売却し、売却益をシステム内のベス・イスラエルに注ぎ込む計画であると考えている。
建築遺産・文化史保護団体ビレッジ・プリザベーションは今年初め、アダムズ市長と市歴史的建造物保存委員会に、同施設の建築的重要性を訴え、市のランドマークに指定するよう要請。オンライン請願書の作成にも協力した。
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