北日本、大雨の恐れ継続

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共同通信

 北日本は停滞する前線の影響で、大気の状態が不安定になり、大雨の恐れが継続する。気象庁は今後1週間程度、東北の日本海側を中心に警報級の雨となる可能性があるとして、警戒を呼びかけている。これまでの記録的な大雨で地盤が緩み、土砂災害の危険性が高く、低い土地の浸水や河川の増水・氾濫が起きる可能性もある。

 気象庁によると、前線は、中国大陸から日本海を経て北日本にかかっており、停滞を続けるとみられる。前線には暖かく湿った空気が入り、東北では大気が非常に不安定になっている。前線の活動は14日ごろ一時弱まるが、15日ごろから再び活発になる予想だ。