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共同通信
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乗客乗員520人が死亡した1985年の日航ジャンボ機墜落事故から37年となった12日、現場の「御巣鷹の尾根」(群馬県上野村)に遺族らが慰霊登山する。墜落地点の尾根に立つ「昇魂之碑」などで犠牲を悼み、空の安全を祈願。新型コロナウイルス禍で入山は3年連続で遺族ら関係者に制限された。
高齢の遺族も多く、体力的な理由で今年は初めて命日の登山を断念した人もいる。
遺族は朝から尾根に点在する犠牲者それぞれの墓標を目指し、登山口を通過。昇魂之碑前の広場に集い、黙とうして「安全の鐘」を鳴らす。日航の赤坂祐二社長も登山。