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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は12日、ウクライナ最高会議(議会)に対し、ロシアの侵攻を受けて発令している戒厳令と総動員令の延長に関する二つの法案の承認を求めた。成人男性の出国禁止を継続して兵力確保に備えるなど、長期戦を視野に入れた措置。11月まで3カ月延長するとみられる。
戒厳令と総動員令は、2月24日のロシアによる侵攻に伴いウクライナ全土に発令された。議会は5月に8月23日までの90日間の延長を承認。法案の詳細は明らかにされていないが、議員の一人は、さらに90日間延長するもので、議会が近日中に審議する見通しだと通信アプリに投稿した。