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共同通信
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1985年の日航ジャンボ機墜落事故から37年が経過した12日、現場の麓にある群馬県上野村の「慰霊の園」で追悼慰霊式が営まれた。死亡した乗客乗員520人と同じ数のろうそくに火をともし、墜落時刻の午後6時56分に村職員らが黙とうした。
新型コロナウイルス対策で、式への参加は3年連続で日航や村関係者の約20人に限定された。遺族は参列せず、正午から4時間、園の慰霊碑に献花する時間帯が設けられた。ろうそく供養はユーチューブで中継された。
黒沢八郎村長は「遺族の悲しみは計り知れない。この場所を守り続け、命の尊さを発信し続けたい」とあいさつした。