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日米の大学生が茶道体験
日米学生会議


8月6日、日米61名の大学生がハンター大学と裏千家茶の湯センターを訪問した。この訪問は国際的学生交流プログラム、日米学生会議の一環によるもので、学生たちは、講義・茶道体験・グループディスカッションを通じて、茶道が人間関係の構築や強化にどのように寄与してきたかを学んだ。
講義はハンター大学の講堂で行われ、鈴木宗慶業躰先生、フィリップ・ハファティ宗建茶道講師、ペイ・ツエン・タオ宗佩茶道講師より、大宗匠の「一盌からピースフルネスを」の理念で海外布教してきたこと、その時代と共に変化していく茶道について講義を受けた。講義後には、各グループに分かれて茶の湯センターでの茶道体験とグループディスカッションが行われた。グループディスカッションでは、茶道の代表的な文化「ソフトパワー」の重要性と可能性について学生同士で意見交換が行われ、茶道文化の理解を深めた。
(日米学生会議)
米国の対日感情の改善、日米相互の信頼回復を目指し1934年に発足した日本初の国際的学生交流プログラム。日本と米国から同数の学生が約1カ月にわたって共同生活を送りながら様々な議論や活動を行う。世界の問題に対して活発な議論を行うとともに、日米両国の参加者間の相互理解を深めていくことを目的としている。本年度は約3週間に渡り、ニューヨーク、ワシントンDC、アナポリスの3都市を訪問して会議が行われている。
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