RELATED POST
ジョブズが愛した「イッセイミヤケ」
黒タートルネック、100着をデザイン

5日に死去した世界的ファッションデザイナーの三宅一生氏は、アップルの共同創業者スティーブ・ジョブズ氏のお気に入りだった。ニューヨーク・タイムズ(10日付)は、ジョブズ氏が愛してやまなかった黒のタートルネックが、三宅氏のオリジナルブランド「イッセイミヤケ」だったことを紹介。三宅氏が続々と発表した斬新なデザインにより、世界のファッション界で築き上げた功績を多くの写真と共に伝えている。
三宅氏とジョブズ氏の出会いは、1980年代のこと。伝記作家のウォルター・アイザックソン氏の著書『スティーブ・ジョブズ』によれば、ジョブズ氏は1981年、三宅氏がソニー社員のために制作したユニフォームのジャケットに魅了され、気に入ったという。ジョブズ氏は、アップルの従業員向けに同様の服を作るよう依頼したが、最初は不評だった。
その後、二人は友人となり、ジョブズ氏はしばしば三宅氏のもとを訪れ、三宅氏がデザインした黒のタートルネックを自らのユニフォームとして採用した。ジョブズ氏は、三宅氏に、100着ほどの黒タートルネックを作ってもらったと語っている・
ニューヨークともゆかりが深い三宅氏。メトロポリタン美術館やニューヨーク近代美術館のみならず、ロサンゼルス・カウンティ美術館、ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館に作品が収蔵されている。
→ 最新のニュース一覧はこちら←
RECOMMENDED
-
なぜ? アメリカの観光客が減少傾向に「30〜60%も…」、NY観光業で深まる懸念
-
アメリカのスーパーの食材に「危険なレベル」の残留農薬、気をつけるべき野菜や果物は?
-
春の満月「ピンクムーン」がNYの夜空を幻想的に、 日時やおすすめ鑑賞スポットは?
-
生ごみのコンポスト義務化、守られず ごみ分別違反に4月1日から罰金
-
トレジョの人気すぎるミニトートに新色、各店舗からは「買えた」「買えなかった」の声 ebayではすでに約16倍の価格で転売!?
-
北米初のユニクロ「カフェ」がNYにオープン、気になるメニューや価格は?
-
NYで「ソメイヨシノ」が見られる、お花見スポット5選 桜のトンネルや隠れた名所も
-
物件高騰が続くNY、今が “買い時” な街とは? 「家を買うのにオススメなエリア」トップ10が発表
-
NYのクイーンズに巨大な「エンタメ施設」が誕生、フードホールにライブ会場も 総工費は約80億ドル
-
NY・ソーホーで白昼に起きた悲劇、ホームレスにガラスで首を刺され…女性が重体