甲子園、全49代表の試合実現

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共同通信

 兵庫県西宮市の甲子園球場で開催中の全国高校野球選手権大会で、開幕前に新型コロナウイルスの集団感染と判断された4校が13日、初戦に臨んだ。陽性判定から10日以上が経過し、保健所が指定した療養期間が終了。4校はいずれもメンバー変更することなく、聖地で元気にプレーした。

 昨夏、今春の選抜大会とも1校が集団感染で、甲子園で戦えなかった。今大会、日本高野連は「49代表によって48試合を行う」ことを最優先に掲げ、集団感染となった学校の初戦を最も遅い日程に組み込む措置で、全49代表校の試合を実現させた。