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共同通信
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徳島県美馬市の臨時議会は15日、公選法違反(公務員の地位利用、事前運動)の罪で罰金30万円の略式命令を受けた藤田元治市長(60)の同日付での辞職を承認した。藤田氏は略式命令を受けた10日に罰金を即日納付し、市議会議長宛てに辞職願も出していた。市選挙管理委員会によると、次期市長選は10月2日までに行われる。
藤田氏は「公人として法令違反に問われたことは不徳の致すところ。弁明するつもりは一切ない」と述べた。
起訴状によると、藤田氏は公示前に市役所職員27人に、参院選の比例代表で再選された自民党の足立敏之氏(68)のパンフレットを配り投票を依頼したとしている。