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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナ最高会議(議会)は15日、ロシアの侵攻を受けて発令している戒厳令と総動員令を11月21日まで90日間延長する二つの法案を可決した。ゼレンスキー大統領は15日、ロシアが2014年に強制編入した南部クリミア半島とその中心都市セバストポリの奪還に向けた諮問会議を設立する大統領令に署名した。
ロシアによる支配地の奪還を目指すウクライナは、成人男性の出国禁止を維持するなどして戦闘長期化に備える狙い。戒厳令と総動員令は2月24日の侵攻開始に伴い、ウクライナ全土に発令され、延長は2度目。ゼレンスキー氏が今月12日、延長承認を求めていた。