ヘリ墜落現場に調査官派遣

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共同通信
墜落したヘリコプターの機体=16日午前8時53分、広島県神石高原町(共同通信社ヘリから)

 広島県神石高原町で15日、民間のヘリコプターが墜落しパイロットとみられる男性1人が死亡した事故で、運輸安全委員会は16日、航空事故調査官2人を現地に派遣した。県警は墜落原因などを調べるため実況見分し、男性の身元特定も進める。

 神石高原町を拠点に災害救助などを行う認定NPO法人「ピースウィンズ・ジャパン」によると、墜落したヘリは同法人が民間会社から借りていた。法人関係者を愛媛県に送り届けた後、パイロット1人で神石高原町に戻る予定だった。

 国土交通省によると、ヘリは15日午後1時15分に愛媛県上島町を離陸、30分後に広島県神石高原町に着陸する計画だった。