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共同通信
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文部科学省は15日、在籍する学生が定員の5割以下となった学部を持つ大学について、他の新たな学部設置を認めない方針を決めた。近く大学の設置基準に関する文科省告示を改正し、2025年春に予定する組織改編から適用する。
少子化によりさらに大幅な定員割れが予想されることから、主に私立大で経営が立ちゆかなくなって学生に悪影響が出ることを防ぐために規制を強化する。
文科省によると、定員の半数以下の学部が一つでもあれば、学部の新設や定員増を認めないこととする。