旧統一教会問題で連絡会議

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共同通信

 葉梨康弘法相は15日の閣議後記者会見で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題を巡り、悪質商法などの被害に対し迅速な救済に当たるため、関係省庁連絡会議を設置すると明らかにした。法務省と警察庁、消費者庁が18日に第1回会合を開く。

 葉梨氏は「被害相談がいろんな省庁に寄せられる。たらい回しにならないよう、救済スキームを早急につくる必要がある。各省庁で情報を共有し、実態把握に努めたい」と述べた。

 また「違法な行為によって破産に追い込まれた本人だけではなく、(信者を親に持つ)2世の方も含め話を聞く必要がある」とし、幅広く救済の対象とする考えを示した。