国見岳遭難、6日ぶり救助

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共同通信

 熊本県警八代署は16日、同県と宮崎県にまたがる国見岳(1739メートル)で10日夕から遭難していた熊本市の男性会社員(38)が、16日午後2時半ごろ、付近の山中で救助されたと発表した。多少衰弱し体に擦り傷を負っているが、命に別条はないという。

 署などによると、捜索していた山岳ボランティアが、国見岳の南にある五勇山の北側山中で、遊歩道から少し離れた草の上であおむけになっている男性を発見した。

 男性は友人2人と10日午前に入山。登頂後、1人で先に下山の途に就いた後、連絡が取れなくなった。他の2人が夕方に110番し、県警や消防などが捜索していた。