徳島の3町が県を提訴へ

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共同通信

 徳島県のつるぎ、石井、板野の3町が、特別交付税を不当に減額されたとして、県に減額分などの損害賠償を求め、徳島地裁に提訴する方針を決めたことが17日、分かった。関連議案を9月議会に提出する。町関係者が明らかにした。県は取材に「事実関係を把握していないのでコメントできない」としている。

 徳島県が2021年度に配分した特別交付税額は、つるぎ町が20年度比0.1%減の約4億6千万円、石井町が同2.2%減の約1億6千万円、板野町が同0.7%減の約1億9千万円だった。3町側は「恣意的に減らされた。公平に配分するべきだ」と主張している。