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共同通信
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【ニューヨーク共同】17日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反落し、前日比171.69ドル安の3万3980.32ドルで取引を終えた。前日まで上昇が続いていたのを背景に、短期的な過熱感を警戒した利益確定売りに押された。
消費関連銘柄が売られたほか、米長期金利の上昇を受けて相対的な割高感が意識されたIT株の一部も値を下げた。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した7月の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録で、金融引き締めに積極的なタカ派姿勢を強めるような内容が含まれていないと好感した買い注文も入り、下値は限られた。