NJ州、教員らの毎週検査義務を撤廃
コロナワクチン未接種者
ニュージャージー州は15日、新型コロナウイルスのワクチンを接種していない教員とデイケアの勤務者に対し、検査を毎週受けるよう義務付けていた規定を撤廃することを決め、直ちに適用した。ゴッサミストが16日、伝えた。
マーフィー知事は声明で「生後6ヶ月のお子さんたちがワクチン接種を受けられるようになった。数百万人に上る州民がワクチンを接種したこともあり、多くの人々がコロナの重症化を避けられるようになった」と強調。今回の措置は、CDC(米疾病対策センター)の最新ガイドラインに沿ったものと説明した。
関係者からは「各施設が独自の方針を打ち立てられるようになり、とても重要だ。保護者の救いになる」(デイケア業界)、「人々が科学に従ったことの集大成だ」などと歓迎の声が相次いでいる。
州は合わせて、ワクチン未接種の州職員に対する義務付けについても、9月で終える意向だ。ただ、医療機関や集会施設、矯正施設などで多くの人と接する機会がある職員については、引き続きワクチンの接種を求めていく。
州保健局によれば、ニュージャージー州の実行再生算数は、15日時点で0.91と1.0を切っており、減少傾向にある。7日間平均の新規陽性者数は2148件で、前月同期と比べて、22%減少。入院患者数は981人(14日現在)で、1カ月前とほぼ同じだった。
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