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共同通信
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【北京共同】中国外務省の汪文斌副報道局長は18日の記者会見で、日本の排他的経済水域(EEZ)内に弾道ミサイル5発を発射した軍事演習に関し、17日の日中高官会談で日本側が非難したことに反論した。「台湾以東の海域は境界が画定できていない。中国は日本の見解を受け入れない」と改めて強調した。
ペロシ米下院議長の訪台を受けた軍事演習について「米側と台湾独立勢力の重大な挑発に対する反撃だ」と重ねて指摘。主権と完全な領土を守るため必要で正当な措置だと訴えた。
台湾問題では「日本は理不尽に中国を非難し、中国内政に乱暴に干渉している」とも批判した。