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共同通信
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加藤勝信厚生労働相は19日の衆院厚労委員会で、新型コロナウイルス感染者の全数把握見直しについて「専門家や医療関係者からしっかり話を聞きながら、できるだけ速やかに対応したい」と述べた。見直しの時期は明言しなかったが医療機関や保健所が逼迫しており「まさに今、軽減が求められていることを踏まえ対応したい」とした。
6月に創設を決めた感染症対策の司令塔機能については「政府全体で相談しながら、必要な法律案を国会に提出していく」と話した。また流行「第7波」で病床使用率が高止まりし、医療提供体制に負荷がかかっているとして「死亡者数の増加が懸念される」との認識を示した。