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共同通信
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中国軍による台湾周辺での大規模軍事演習の警戒監視活動に当たっていた米海軍の原子力空母ロナルド・レーガンが19日、長期航海を終え、拠点とする神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地に帰港した。補給やメンテナンスが目的としている。
中国は、ペロシ米下院議長の台湾訪問に対抗して台湾海峡などで軍事演習を実施。レーガンを中核とする第5空母打撃群は台湾南東のフィリピン海に展開していた。
横須賀市によると、レーガンには約2800人が乗船し、5月20日に横須賀基地を出港。5月下旬に関東南方の太平洋で海上自衛隊と共同訓練、6月上旬に沖縄南東沖で韓国海軍と合同軍事演習を実施した。