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LIRRとメトロノース、スマホアプリ一本化
スケジュール確認とチケット購入可能


MTAは17日、ロングアイランド鉄道(LIRR)とメトロノース鉄道のスマートフォン用アプリケーションを一本化した。同日、amニューヨークが報じた。
両鉄道の利用者はこれまで別々のアプリケーションを使ってスケジュールを確認し、チケット購入には「eTix」をダウンロードする必要があった。これを1つにしたのが「TrainTime」。スケジュールの確認とチケット購入が可能だ。TrainTimeはeTixに取って代わるかたちで導入されるため、eTixの口座情報は自動的にTrainTimeに移行されるという。口座を新規に開設せず、アップルペイで支払うこともできる。メトロノース鉄道のリナルディ社長は、両鉄道の縄張り争いを乗り越えたアプリケーション統合は「画期的」と話している。
ただし、LIRRのブルックリン区およびクイーンズ区南東地区の10の駅までを5ドルとする「アトランティック・チケット」は現在このアプリケーションの対象外。リナルディ氏は「今後、調整していく」と説明している。年末までにLIRRがメトロノース鉄道の使うグランドセントラル駅に乗り入れる計画がある。今のところ、両鉄道のチケットを別々に購入する必要がある。その一本化も今後の課題といえる。
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