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共同通信
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77人が犠牲となった2014年の広島土砂災害から8年となる20日、広島市内の被災地で遺族や住民らが犠牲者を追悼した。被害の大きかった安佐南区八木地区では午前2時過ぎから、犠牲者25人の名前を記した慰霊碑に灯籠を並べ、住民や遺族らが手を合わせた。災害後に造られた砂防ダムの壁には「忘れまい」などの文字が映された。
土砂災害は14年8月20日未明、短時間の局地的な豪雨によって広島市の安佐北、安佐南両区を中心に発生した。土石流や崖崩れにより約400棟が全半壊し、74人が死亡、3人が災害関連死と認定された。