国連総長、オデッサ港を訪問

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共同通信

 【リビウ、イスタンブール共同】国連のグテレス事務総長は19日、黒海に面するウクライナ南部のオデッサ港を訪問、同国産穀物の輸出状況などを視察した。ウクライナメディアが伝えた。世界の食料危機回避へ輸出正常化に取り組む決意を表明。ただ、ロシアが2014年に強制編入した南部クリミア半島で爆発が続き、南部ヘルソン州などでの攻防も激化。黒海航路を取り巻く情勢は依然、流動的だ。

 ロシア外務省のネチャエフ情報局次長は18日、ロシア軍が占拠しているウクライナ南部のザポロジエ原発を巡り、ウクライナ側が提案している同原発周辺への非武装地帯設置は「受け入れられない」と述べた。