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共同通信
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【ソウル共同】韓国の聯合ニュースは19日、元徴用工訴訟で敗訴した三菱重工業が資産売却命令を不服として行った再抗告について、韓国最高裁が同日の業務時間内に判断を出さなかったと報じた。最高裁は再抗告受理から4カ月以内なら理由を書かずに略式で棄却でき、同日が期限だった。最高裁は地裁の売却命令を維持するのかどうかの審理を続けるとみられる。
聯合は担当判事が来月に退官するため、8月中にも決定が出るとの見方も伝えた。棄却決定が出され、日本企業の資産が現金化されれば、日本政府は報復措置も辞さない構え。