トルコの穀物輸出監視施設も視察

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共同通信

 【イスタンブール共同】国連のグテレス事務総長は20日、ウクライナから黒海経由での穀物輸出を監視するトルコ・イスタンブールの「合同調整センター」の活動を視察した。ウクライナ訪問に引き続き、国連が主導してきた穀物輸出の実施状況を自ら確認し、その重要性を訴える。

 調整センターはロシア、ウクライナ、国連、トルコの合意に基づき設置された。黒海の「回廊」を通る貨物船の安全な航行を監視する。イスタンブール沖では、ウクライナを出港した貨物船や、ウクライナに向かう船の積み荷などに問題がないかどうかも検査する。グテレス氏は船の検査活動を視察した。