Published by
共同通信
共同通信
【シドニー共同】オーストラリア空軍が主催する計17カ国の軍事演習「ピッチブラック」が19日、オーストラリア北部特別地域(準州)で始まった。インド太平洋地域で影響力を拡大する中国を意識した訓練となる。今回は日本が初めて参加し、航空自衛隊の要員約150人とF2戦闘機6機を派遣する計画。ドイツや韓国も初めて加わる。20日に開始式が行われた。
演習は9月上旬まで実施。米国やカナダ、英国、フランス、インドなどを含む各国の要員計約2500人と航空機計100機が参加する。
オーストラリア空軍の司令官は19日、欧州全土に匹敵する広さの空域で演習を行うと記者団に説明した。