Published by
共同通信
共同通信
【ナイロビ共同】アフリカ東部ソマリアの当局者は21日、首都モガディシオで、ホテルを襲撃し籠城した武装集団を掃討したと明らかにした。AP通信によると、ホテルでの立てこもりは19日夜から30時間以上続き、少なくとも20人が死亡し、多数が負傷した。イスラム過激派組織アルシャバーブが犯行を認める声明を出した。
武装集団は爆弾を爆発させてホテルに突入し、治安当局と銃撃戦を続けた。女性や子どもを含む約100人が人質になったが救出されたという。ホテルはソマリア政府関係者らがよく利用していた。
ソマリアでは、政府高官らを狙ったアルシャバーブのテロが頻発している。