米韓が合同軍事演習開始

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共同通信

 【ソウル共同】聯合ニュースによると、米韓両軍は22日、合同軍事演習を始めた。朝鮮半島有事を想定した定例の訓練で、9月1日までの予定。南北融和を重視した文在寅前政権は規模を抑制していたが、今回から名称を「乙支フリーダムシールド(自由の盾)」に変更して大規模に実施。尹錫悦政権が進める米韓同盟強化の一環で、北朝鮮が対抗してミサイル発射を活発化させるなどの強い反発が予想される。

 5日間は北朝鮮による攻撃の撃退や首都圏防衛、4日間は反撃作戦の2部構成で演習する。約4年ぶりに実際の兵力を投入した野外での機動訓練を行う計画。大量破壊兵器除去などの訓練が予定されている。