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共同通信
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【キーウ共同】ロシアのウクライナ侵攻開始から24日で半年となる。ロシアは東部で制圧地を拡大、南部で実効支配の強化を図る。ウクライナは米欧の軍事支援を受けて徹底抗戦し一部を奪還。攻防は2014年にロシアが強制編入した南部クリミア半島に波及しつつあり、紛争長期化は必至の情勢だ。世界の食料・エネルギー供給を揺さぶり、度重なる原発攻撃にも懸念が高まっている。
24日はウクライナがソ連からの独立を宣言して31年目の記念日。ゼレンスキー大統領は20日のビデオ演説で「侵略者は今の状況を想像すらできなかったはずだ。われわれは勝利する」と語り、国民の結束を呼びかけた。