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共同通信
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新型コロナウイルスに感染した岸田文雄首相は22日、約1週間の夏休みを終えて公務を再開した。同日朝時点で平熱に下がったといい、療養している公邸と官邸をリモートでつなぎ、閣僚や省庁幹部らとの「面会」をこなした。同日夜には記者団の取材に応じ「国内外で課題が山積する中、リモートでの対応になるが、国政に遅滞が生じることのないよう全力を尽くす」と強調した。
週内の閣議にもオンライン出席すると説明。31日から通常通りの執務に復帰する見通しだと述べた。松野博一官房長官は記者会見で「日頃と同様の業務遂行が可能となるよう対応する」と語り、療養中も政策判断に支障はないとした。