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共同通信
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国の新型コロナウイルス対策の持続化給付金をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた東京都の無職佐藤凜果被告(22)の初公判が23日、東京地裁(内山裕史裁判官)で開かれ、被告は起訴内容を認めた。
事件を巡っては、同様に詐欺罪で起訴された東京国税局元職員中村上総被告(24)と大和証券元社員中峯竜晟被告(28)の公判が続いている。グループで約200人分、計約2億円の不正受給に関与したとみて警視庁が捜査している。
検察側は冒頭陳述で、佐藤被告が給付金の申請役を担い、60万円の報酬を得たと指摘した。