バス横転炎上現場ブレーキ痕なし

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共同通信

 名古屋市北区の名古屋高速道路で大型バスが横転・炎上するなどし2人が死亡、7人が負傷した事故で、現場に目立ったブレーキ痕がなかったことが23日、捜査関係者への取材で分かった。愛知県警は、バスが減速しないまま本線と出口の境目にある分離帯に衝突したとみて、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで直前の様子や運転手の詳しい健康状態を調べる。

 県警は、バスに客として乗っていてけがをした6人の身元を28~53歳の男性と発表。この6人と、バスに追突したとみられる乗用車の男性はいずれも軽傷と判明した。

 バス運行会社によると、バスの運転手は同社の大橋義彦さん(55)。