タイ憲法裁判所、首相職務を停止

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共同通信
タイのプラユット首相(右)とプラウィット副首相=2019年7月(AP=共同)

 【バンコク共同】タイ憲法裁判所は24日、プラユット首相の職務を停止したと発表した。現行憲法は首相任期を計8年までと規定。野党はプラユット氏がクーデターを主導して暫定首相に就任後8年が経過し、24日で任期が切れると主張して憲法裁の判断を仰ぐ請願書を提出していた。

 憲法裁は今後、任期に関し検討を進めるが、判断がいつ示されるかは不明。憲法裁が野党の主張を認め、任期が満了したと判断すれば、プラユット氏は首相を失職する。判断が示されるまではプラウィット副首相が首相代行を務める見通し。プラユット氏は兼務する国防相の職にはとどまる。