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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナは24日、ロシアの侵攻から半年の節目と重なる独立記念日を迎えた。ゼレンスキー大統領は23日「停戦の用意はない」と明言し、ロシアが2014年に強制編入したクリミア半島も取り戻すと宣言した。ロシアが大規模攻撃を仕掛ける恐れがあり、ウクライナ当局は24日、全土に空襲警報を一時出した。
AP通信は、バイデン米政権が30億ドル(約4100億円)規模の追加軍事支援を24日に発表すると報じた。戦線は膠着状態だが、ウクライナ国民の多くは勝利を信じて戦闘継続を支持。米欧の軍事支援による打開を期待しているが、長期の消耗戦は不可避な情勢だ。