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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米大統領は24日、連邦政府の大学学費ローンについて、返済を一部免除すると発表した。免除額は1人当たり最大2万ドル(約274万円)。ホワイトハウスは最大4300万人が対象となり、このうち約2千万人は全額が帳消しになる可能性があるとしている。11月の中間選挙を前に有権者へのアピールを狙う。
米国の大学授業料が高額なため、学生時の借金を社会人になってからも長年背負う国民が多く、社会問題となってきた。与党民主党の左派は返済免除を強く要求し、野党共和党は不公平だと批判した。