Published by
共同通信
共同通信
【キーウ共同】ウクライナ大統領の代表としてクリミア半島を統括するタミラ・タシェワ氏は25日、ロシアが2014年に強制編入したクリミアを奪還するため、ゼレンスキー大統領が軍事行動の選択肢も視野に入れていると明言した。共同通信の単独取材に答えた。
ゼレンスキー氏は23日の記者会見で、クリミアについて「他国との相談なしに、自ら正しいと決めたあらゆる手段で取り戻す」と述べていた。戦闘がクリミアでも本格化すれば、ロシアの猛反発で泥沼化し、犠牲者が一層増えるのは必至だ。
タシェワ氏は「クリミアには対ウクライナ攻撃の橋頭堡となっている軍事基地がある」と指摘した。