落石でJR予土線が脱線

Published by
共同通信
落石と接触し、脱線したJR予土線の車両=25日午後、高知県四万十市

 25日午後6時35分ごろ、高知県四万十市のJR予土線で、江川崎―半家間を走行中の窪川発宇和島行きの普通列車が落石と接触し、脱線した。JR四国などによると、乗客1人が右足に擦り傷の軽傷を負った。他の乗客4人と乗員1人にけがはないという。

 列車は1両編成。国土交通省によると、石は大きさ約50センチで、全ての車輪が脱線した。ブレーキをかけたが間に合わなかったという。運輸安全委員会は25日、鉄道事故調査官2人を指名した。

 27日まで江川崎―窪川間で運転を見合わせる。再開のめどは立っていない。