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共同通信
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【ヤンゴン共同】クーデターで全権を握ったミャンマー国軍が独自のソーシャルメディア開発に乗り出した。国軍は民主派による抗議活動や国軍の弾圧状況などがフェイスブック(FB)で拡散されるのを恐れており「FBを置き換えるものになる」(ゾーミントゥン国軍報道官)としている。一方、国民の間では普及には懐疑的な見方も出ている。
ゾーミントゥン氏は17日の記者会見でFBについて「ミャンマーの文化や政治に多大な影響を与えている」と指摘。「政治不安や暴力を誘発するものはほとんどFBにある」との見方を示した。