政府軍空爆か、7人死亡

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共同通信

 【ナイロビ共同】エチオピア北部ティグレ州で26日、空爆があり、地元の医療当局は子ども3人を含む少なくとも7人が死亡したと明らかにした。ロイター通信が伝えた。反政府勢力ティグレ人民解放戦線(TPLF)側は、空爆は政府軍が実施したと主張した。

 空爆で幼稚園が被害を受けたとの報道もあるが、政府当局は民間人の犠牲を否定。TPLFに対する「行動を実施する」とし、ティグレ州の住民に軍事関連施設に近づかないよう警告した。

 エチオピア北部では2020年11月に政府軍とTPLFの紛争が始まった。米国の圧力などを受けて今年3月に停戦合意したが、今月下旬にまた戦闘が起きた。