熱海市長「責任は司法が判断」

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共同通信

 静岡県熱海市の大規模土石流で同市議会は26日、地方自治法に基づく調査特別委員会(百条委員会)を開いた。参考人招致された斉藤栄市長は、6月に犠牲者遺族らに謝罪したことへの真意を問われ「(市民の)生命、財産を守れなかったことをおわびした。法的な責任は司法の判断に委ねざるを得ない」と述べた。

 起点の土地で続いていたとされる違法な盛り土造成に対し、市の責任を認めたわけではないと強調した。

 斉藤氏は6月、遺族らに「行政としてやるべきことがあった」と謝罪していた。