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共同通信
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自民党は26日、全ての所属国会議員を対象に、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)とその関連団体との接点の有無を確認する調査を開始した。関係者が明らかにした。議員本人に事実確認と説明を委ねてきたこれまでの対応を一転させ、党主導で実態把握に乗り出す。国民や野党の「後ろ向き」批判を受け、方針転換を余儀なくされた。
茂木敏充幹事長名で、各議員事務所に調査書を配布。(1)教団側の会合への出席(2)祝電の送付(3)会費などの支出(4)寄付やパーティー収入(5)選挙支援―の有無などについて回答を求めている。9月2日に回収し、幹事長室で集約する。