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共同通信
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2014年9月に死者58人、行方不明者5人を出した長野、岐阜両県にまたがる御嶽山(3067メートル)の噴火災害の記憶や教訓を伝え、防災情報を発信する2カ所のビジターセンターが27日、長野県王滝村と木曽町に開館した。記念式典で阿部守一知事は「教訓を後世に引き継ぎ、御嶽山は火山であることを伝えていかなければいけない」とあいさつした。
当時、火山防災に有用とされる同種の施設はなかった。活火山だと理解し、防災知識を身に付け、安全に登山できるよう対策を講じる必要性があると設置が決まった。