アフリカ諸国の財政コロナで深刻

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共同通信
28日、チュニジア・チュニスで取材に答えるUNDPのシュタイナー総裁(共同)

 【チュニス共同】国連開発計画(UNDP)のシュタイナー総裁が28日、アフリカ開発会議(TICAD)が開かれたチュニジアの首都チュニスで共同通信のインタビューに応じた。新型コロナウイルス禍を受け、アフリカ諸国の財政状況は「極めて深刻な状態に陥った」と指摘し、国際社会に支援拡充を求めた。

 感染流行に伴う景気減速でアフリカでも各国が困窮者への食料配給などの公的援助を実施。これにより「財政政策の資金は枯渇」し、ウクライナ危機による食料価格の高騰に「対応できる状況ではない」と訴えた。