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共同通信
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【キーウ共同】ロシアに占拠され、砲撃が相次いでいるウクライナ南部ザポロジエ原発の安全確保のため、現場入りを目指す国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長ら専門家十数人の派遣団が29日夜(日本時間30日未明)、首都キーウに到着した。共同通信記者がホテルで確認した。
IAEAは29日の声明で、派遣団は今週に現地入りした後、原発施設の損傷状況や安全システムの機能、制御室の職員の労働環境を調査するほか、核物質が平和的な目的にのみ使われていることを確認する措置を取ると表明した。