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共同通信
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非常に強い台風11号は30日、日本の南の海上を西へ進んだ。31日昼前にかけて沖縄県の大東島地方にかなり接近し、記録的な暴風や猛烈なしけになる恐れがあるとして、気象庁は厳重な警戒を呼びかけた。台風は発達しながら南西へ進み、9月2~3日にかけて沖縄の南で停滞するとみられ、影響が長時間に及ぶ可能性がある。その後、北上して4日午後には東シナ海へ向かう見通し。
気象庁によると、大東島地方では、猛烈な風で住宅が倒壊する可能性がある。奄美でも1日にかけ、うねりを伴った高波に警戒が必要となる。
31日の予想最大風速(最大瞬間風速)は沖縄で50メートル(70メートル)。