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共同通信
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【ニューヨーク共同】国連は30日、大雨による洪水の被害が深刻化しているパキスタンをグテレス事務総長が9月9日に訪問すると発表した。避難民と面会し、被災地域での国連機関の活動を視察する。グテレス氏はビデオ声明で「必要な支援規模は洪水の水量のように増えている」と訴え、国際社会に協力を呼びかけた。
パキスタンでは6月以降の洪水で3300万人が被災。豪雨は続くとの予報が出ており、状況は悪化するとみられる。
パキスタン外務省報道官は1100人以上が死亡、1600人以上が負傷したと明らかにした。